放課後等デイサービスとは
発達が気になるお子さんや障がいをお持ちのお子さんが、放課後に通う施設です。18歳未満の小学生・中学生・高校生が対象 (特例で満20歳に達するまで継続利用可)です。
2024年4月1日から、専修学校および各種学校に就学している児童も対象となりました。
「Waはーと」の放課後等デイサービスは、友達とうまく遊べない、じっと座っているのが難しい、こまかい作業が苦手など、日常生活に困ったことがあるお子さんに向いています。
作業療法士・保育士・介護福祉士などの資格を持つスタッフが、それぞれのお子さんが必要とする支援について考え、日々の療育に取り組んでいます。 リハビリの専門職である作業療法士が2名在籍しているのも大きな特徴です。
1日の流れ
・月曜日~金曜日の平日の例
14:00ごろ | スタッフが送迎車で学校へお迎え |
14:30 | Waはーとに到着・体調チェックなど |
15:00 | おやつの時間 |
15:30 | 学校の宿題・個別課題・集団活動など |
18:00 | ご帰宅(保護者お迎え) |
・祝日や夏休みなどの学校休業日の例
9:30ごろ | スタッフが送迎車でご自宅へお迎え |
10:00 | Waはーとに到着・体調チェックなど |
10:30 | 学校の宿題・個別課題・自由時間・遊び |
12:00 | 昼食の時間 |
13:30 | おでかけなどの午後の活動 |
15:00 | おやつの時間 |
16:00 | ご帰宅(ご自宅まで送迎車でお送りします) |
日々の活動内容
平日は基本的に室内での活動になります。外出は時間的に余裕のある学校が休みの日に行います。
創作活動
工作や絵画などで表現する喜びを体験し、豊かな感性を育みます。指先の機能向上や情緒の安定にもつながります。
レクリエーション
集団でできる遊びを通して、協調性やコミュニケーション能力の向上を目指します。
感覚運動あそび
縄ばしごやブランコのような吊り遊具などで遊べるプレイルームがあります。小集団で遊びを通した運動などを行います。
学習の時間
できることからスタート。宿題のサポートはもちろん、お子さんに合わせた課題プリントを用意し、机に向かう習慣をつくります。
英語学習
難しい英語の学習ではなく、ダンスや歌、ゲーム、お絵かきなどに英語を取り入れ、楽しみながらわかる喜びやできた自信を育みます。
買い物学習
社会との繋がりを体験するとともに、日常生活における買い物スキルを形成します。
社会参加活動
学校の休みの日には、図書館や美術館への外出、地域イベントへの参加や工場見学などを行います。
※現在は新型コロナウイルス感染防止のため、買い物学習と社会参加活動は控えさせていただいております。
放課後等デイサービスの送迎について
平日の送迎サービスはお迎え時のみになります。
それぞれの学校、学年の授業終了時間に合わせて、随時お迎えにまいります。
ご帰宅時は、保護者の方にお迎えをお願いしています。
お迎えに来ていただくことで、子どもと関わったスタッフと保護者の方とが、日常的に直接コミュニケーションをとることができます。
祝日や夏休みなどの学校休業日には、お迎えだけでなくご帰宅時にもご自宅まで送迎いたします。
取り入れている
専門トレーニングなど
社会的に自立できるように取り組むトレーニングのことを「療育」と言い、生活のマナー、コミュニケーションの方法など、日常生活の適応能力を高めます。
SST(ソーシャルスキルトレーニング)
SSTとは、人が社会で生活するうえで必要なコミュニケーション技術を学ぶトレーニングです。
順番を守る、相手の気持ちを察するなど、生活のあらゆる場面での適切な振る舞い方、他人との関わり方、自分の気持ちの整理の仕方などを練習します。
たとえば……
ロールプレイ
日常で起こりそうな場面を、実際に子ども自身が演じたり、指導者が演じて見せることで、適切な振る舞い方を学びます。
ゲーム
いろいろなゲームを楽しみながら、集中力や思考力、コミュニケーション能力を高めます。
ワークシート
ワークシート(こんなときどうする?などが書かれたプリント)を使い、子どもの課題を意識化していきます。
視知覚トレーニング
発達障がいのお子さんの中には、視力に問題がなくても、「見る力」が弱いことがあります。
黒板の文字をノートに写すのが苦手、漢字を覚えるのが苦手、本読みが苦手というのは、眼の使い方が苦手なのかもしれません。
トレーニングによって、様々な問題の解決を支援します。
見る力のトレーニング
線なぞり、まねっこ体操など
視覚処理機能のトレーニング
タングラム、線つなぎなど
眼球の運動
文字探し、めいろ、おて玉など
TEACCH(ティーチ)
アスペルガー症候群や高機能自閉症などの、コミュニケーションに障がいのある方が、自立した生活を送れるようにするための手法のひとつです。
TEACCHの考え方を取り入れたユニバーサルデザインによる環境づくりを行っています。
自閉症の子どもたちは、耳で聞いた情報よりも、目で見た情報の方が得意な場合が多いです。そのため、一日の予定をイラストと文字で貼り出しいつでも見られるようにしたり、物の置き場にラベルを貼ったりすることで、スムーズに行動ができるようになります。
よくある質問
(放課後等デイサービス)
「Waはーと」の放課後等デイサービスについてのよくある質問です。
Q. 食事は出ますか?
A. 平日は午後からの開始のため、食事の提供はありません。
10:00~16:00の利用となる休校時には、お弁当かお金のご持参をお願いしています。
お金を持ってきた場合は、コンビニやお店で買い物学習を兼ねて、自分で買う練習を行っています。
Q. 1日にどれくらいの人数が利用しますか?
A. 1日の定員は、未就学児向けの「児童発達支援」と合わせて10名です。
実際に放課後等デイサービスを利用するのは、1日の平均で7名ほどと少人数のため、きめ細やかな対応が可能です。
Q. 当日の予約はできますか?
A. 当事業所と契約済みであれば、空き状況によって当日のご予約も対応可能です。
定員がいっぱいの場合や、スタッフのシフト等によってはお受けできない場合があります。
Q. 着替えを持たせる必要はありますか?
A. 長期休校中などは着替えの持参をお願いすることもありますが、平日は基本的に必要ありません。
Q. 利用料金はどのくらいかかりますか?
A. 利用料は法律で定められており、原則としてご利用いただいた総額の1割をご負担いただきます。
ただし、世帯の所得に応じた負担上限額が定められているので安心してください。
多くの世帯は1ヶ月の上限額が4,600円となっています。
その他におやつ代、教材費が必要になります。
Q. おやつ代や教材費はいくらですか?
A. 以下の通りです。
おやつ代 …100円/1日の利用
教材費 …100円/1日の利用
Q. 個別に相談にのってもらったり、体験利用したりできますか?
A. 放課後等デイサービスの利用を検討している方に限り、利用料無料で体験していただくことが可能です。おやつ代の100円のみご用意ください。
無料体験の場合は受給者証は必要ありません。希望の日時などお気軽にご連絡ください。
Q. 時間を延長することはできますか?
A. 利用時間の延長はできませんので、必ず終了時間までにお迎えにお越しください。
Q. 沖縄市外からの利用は可能ですか?
A. 基本的には沖縄市のお子さんが対象ですが、送迎が可能な近隣エリアであればご相談ください。 同じような問題を抱える子ども達が一緒に成長できる環境を整える事で、これから先、長く関わっていける関係づくりを応援したいと考えています。
Q. 利用を断られることはありますか?
A. 定員がいっぱいの場合や、他のお子さんの迷惑となる行為がある場合はお断りすることもありますが、まずはお問い合わせください。
事業所の評価結果等の公表
厚生労働省の定めるガイドラインに従い、放課後等デイサービス事業所の評価表を公表致します。
アンケートにご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
公表日 令和6年5月31日
公表日 令和5年5月13日
公表日 令和4年3月15日
相談・見学・無料体験申し込み
施設の見学・放課後等デイサービスの無料体験利用を随時募集しています。
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